やりたがり × 親心
オープンリソース株式会社
Kazuki.Y
Redxビジネス統轄 Engineering
2018年入社
Hikaru.K
大学卒業後、2014年に新卒採用1期生としてグッドルームに入社。仲介店舗の店長や、福岡・広島支店の支店長を経て、2022年、西日本エリアを統括するエリアマネージャーに就任。趣味は料理、温泉めぐり、合唱。合唱は社会人サークルにも所属している本格派!
グッドルームのアプリを見つけて使い始めたのは、大学生の頃のことです。一般的な不動産アプリとは一線を画すユーモアのある作りに強く惹かれ、ここしかない!と思い、入社を決めました。古い建物を利活用するという、事業の成長性を感じられた点も決め手の1つです。
入社1年目は、賃貸物件の仲介営業を行う仲介部に所属。当時、グッドルームは設立から5年目のスタートアップのフェーズでしたので、今ほど教育制度社内の仕組みやルールも整っておらず、入社からわずか1週間後には右も左も分からない中で物件案内へ行ったことを覚えています。お客様は私たちにプロとしての知識やアドバイスを求めているわけなので、その期待に応えたいという一心で 毎日がむしゃらに新しい知識をインプットし、覚えたての知識を武器に物件のご案内に励んでいました。
そんな頑張りを評価してもらえたのか、翌年の3月には仲介店舗の店長に就任。その後、入社5年目となる2018年に福岡支店へ転勤し、リノベーション営業とメディア営業を兼任するポジションを任されました。
その後、福岡支店や広島支店(※現在は閉店)の支店長を経験したのち、大阪に赴任し、現在は西日本エリアマネージャーを担当しています。
上司から、「こんな機会があるんだけど、やってみる?」と提案されたのがきっかけです。
その時期はちょうど、この先の自分のキャリアについて模索をしており、新しいことに挑戦してみたいという気持ちが芽生え始めていたころだったので、新たな挑戦の機会をいただけたことは有難かったですし、迷うことなく転勤を決意しました。
知らない土地、そして担当業務もリノベーション営業やメディア営業という未知の領域。更には赴任先の福岡支店も開業からわずか3年目で、問題や課題はまだまだ山積みの状態。本当に0からのスタートで、まるで新入社員の頃に戻ったかのようでした。
しかしあのときと違うのは、0から作り上げる状況にわくわくしている自分がいたこと。新入社員の頃のようにただ毎日を必死でこなすのではなく、その状況を楽しむ余裕が生まれていることに自身の成長を感じられましたし、問題や課題をどのように解決するのかを考えるのが楽しくて、どんどん仕事に夢中になっていきました。
自身でもリノベーションの営業活動を行いながら、大阪支店・福岡支店からなる西日本エリア全体のマネジメントを担当しています。
グッドルームは、自社でアセットを持ち、自社で工事を行い、さらには自社で運営するプラットフォームを通じて「新しい暮らし方」を世の中に届けるという幅広いビジネスを行っている会社です。それら全てに携わり、部署を横断してマネジメントを行えるというのが、エリアマネージャーというポジションの特徴ですね。
1つの部署だけを管理する以上に把握すべきことが多いという点で、大変さはあります。しかし私自身、入社から10年間多岐に渡るポジションを経験してきて事業のことを包括的に理解できているという自負が ありますし、これまで経験してきたこと全てを活かせるのが、エリアマネージャーという役割です。紆余曲折ありましたが、無駄なことなんて1つもないんだなぁと、10年経った今思いますね。
先述のとおり、営業・施工・メディア運営・アセット運営など、部署を横断してマネジメントに取り組める環境なので、それぞれにおける課題と改善に着手してきました。
例えばリノベーション営業に関しては、これまではBtoBのお客様の販路が乏しいということが課題だったため 、管理会社や法人の新規開拓に注力。その結果、大手管理会社様とのサブリース(転貸を目的とした一括借上)の展開に成功しました。また、関西エリアでは初となる「一棟まるごとリノベーション」についても、空室を順次リノベしていくスキームをスタートさせることができ、売上としても大きなインパクトを残すことができました。
施工面では、業者様とのやり取りが属人化していたり、ミスが重なるという問題があったので、業務フローを抜本的に見直し、改善。その結果、施工品質の向上に成功しました。今では工事後の検査における一発合格は当たり前ですし、リクエスト(工事後の施工品質に対するご意見や問い合わせ)も激減したことで、業務効率も上がりましたね。
こうした取り組みに注力した結果 、2023年下期、西日本エリア全体の予算達成に繋げることができました。
エリアマネージャーに就任後、意識的にマネジメントの方法を変えたのですが、それが部下の成長に繋がり、結果としてチーム全体で成長できたことが大きな要因だったと思っています。
私はこれまで、人に仕事を任せるのが苦手でした。「自分でやったほうが速い」と思ってしまったり、「こんなに任せていいのかな?」と心配になったり…。しかし、そのやり方では部下は成長しないですし、チームとしての成長も見込めないと気づいたんです。そこで、もっと皆のことを信じて、任せてみることに決めました。
例えば、数値管理もその1つです。今までは、エリア全体の予算や進捗を把握するのは、マネージャーである自分の仕事だと考えていました。全体の数字を自分が把握した上で、部下たちには個人予算を割り振り、個人個人が予算達成すればいいよね、というやり方。ですが、その方法だと1+1が2にしかなりません。
そこで、チームメンバーにもエリア全体の予算や進捗を把握してもらうようにしたところ、明らかに皆の視座が上がっていくのを感じました。「この部分の売り上げが足りてないから、こんな施策をしましょう」という意見が自発的に上がるなど、全員が同じ目標を持ち、同じ目線で取り組んでいるという一体感が生まれています。
ようやく1+1が3にも4にもなるチームになってきましたね。こうしたチーム作りが、私の今一番のやりがいです!このチームの皆とならば、ますます多くのお客様に、グッドルームならではの価値を届けていけると確信しています。
大きく2点あって、1つ目はやはり、もっともっと売上や利益を拡大し、事業成長に貢献することです。
エリアマネージャーに就任してもうすぐ3年目になりますが、チームの一体感が育まれた今、ようやく安定して売上を出せるようになってきました。これからはもっと一緒に働く仲間を増やし、西日本エリアの売上を拡大し、首都圏に並ぶくらいの存在感を放っていきたいと思っていますし、グッドルームの価値を提供することで、喜んでいただけるお客様を一人でも多く増やしていきたいです。
2つ目は、大阪や福岡の街へ恩返しをしていくことです。東京で生まれたグッドルームという会社が大阪や福岡に進出し、右も左も分からない中でここまでやってこられたのは、お取引先様やお客様をはじめ、地域の皆さんに温かく迎え入れていただいたおかげです。その感謝の気持ちを、ビジネスと両立する形で具現化していきたいですね。
例えばグッドルームの最近の取り組みとして、goodroom residence 調布国領や東陽町マルシェなど、街や地域に開かれたサービスを提供しています。こうした取り組みを西日本エリアでも展開し、地域の皆さんに喜んでいただくことで、少しずつ恩返しをしていきたいです。 そしてゆくゆくは、行政や地元の企業と協業しながら、自分たちのシンボルになるようなものをつくれたら嬉しいですね。
読者の方に1番伝えたいことは何だろうと考えたときに、やっぱり「人」だなと思いました。
グッドルームは、サービスへ共感し「このサービスをもっと良くしていきたい」という想いのメンバーが集まっており、皆が同じ方向を向いている会社です。事業もリノベーションからアセット運営まで全てが繋がっているので、お互いが協力しあうことで、何倍もの成果が出ます。それを皆が理解しているからこそ、自然と協力体制が育まれていく風土が、グッドルームにはあると思います。
入社から10年経ちますが、人間関係で悩んだことが一度もないんです。余計なストレスがないからこそ仕事に集中できますし、共に仕事に全力を尽くせる仲間がいるって、本当に素敵なことです。
これを読んでくださっている方の中で、私たちのサービスに共感してくれる方がいらっしゃれば、是非仲間になっていただけると嬉しいです!
どこにもない、ふつうを
一緒につくりませんか。