目次
はじめに
こんにちは、採用担当の叶田です。今回は、選考に参加してくださった皆さんや、内定者の皆さんからよくいただく質問について、先輩社員にざっくばらんに答えてもらいました!
今回答えてくれた人
東京外国語大学 言語文化学部出身。プログラミングは全くの未経験で、2021年にオープンリソースへ新卒入社。現在は、POSシステム「Redx」の百貨店導入プロジェクトの一員として、10月末のリリースに向けて日々奮闘中!
▼過去のインタビュー記事もご覧ください。
◆キャリア・仕事編
ーこれまで、どんなキャリアを歩んできましたか。
SES(※)→受託開発→自社開発と、幅広く経験してきました。
まず入社1年目は、SESとして、既存のwebアプリケーションの改修業務を担当。2年目からは受託開発を担当するようになり、大手生活雑貨店R社様の店舗用業務アプリの基本設計から開発までを一貫して行っていました。
そして4年目の10月から、自社サービス「Redx」の顧客導入チームに配属され、現在に至ります。POSシステムの開発は楽しいですし、自分の意見が反映される機会も増え、毎日充実しています。また、異動と同じタイミングで、後輩指導も担当するようになりました。タスクやスケジュール管理などを通して、メンバーの成長をサポートしています。
※SES…システムエンジニアリングサービスの略称で、契約で定めた期間、クライアントに対してエンジニアの技術力や専門スキルを提供するサービスのこと。
ー資格は取得していますか。また、仕事と資格勉強の両立は大変ですか。
資格取得には積極的に取り組んでいて、入社1年目で「基本情報技術者」、3年目で「応用情報技術者」といった国家資格を取得しました。また、AzureやAWSといったクラウドサービスの資格も取得しています。
両立はもちろん大変な面もありますが、十分に可能です。私の場合、入社1年目はコロナ禍で在宅勤務が多かったので、通勤時間がない分、浮いた時間を勉強時間に充てていました。また、応用情報技術者を取得した3年目では出社が増えたため、平日は仕事に集中し、休日にまとめて勉強時間を確保するようにしていました。
ー入社1年目の社員は、どんな仕事をするのでしょうか。
現在私の参加しているプロジェクトにも、研修を終えた新入社員が2名配属されているのですが、彼らは今「テスター」として、POSシステムのテスト作業を担当しています。プログラミング未経験で入社した方は、まずテスターとしてシステム全体の流れや機能を理解し、段階的に機能改修や開発へと進んでいくことが多いですね。もちろん経験者の場合は、入社1年目から開発を任されることもありますよ。
ー若手でも責任ある仕事を任されるのでしょうか。
はい。もちろん個人差はありますが、入社2~3年目になると責任ある開発業務を任される社員が増えてきます。私の場合は入社2年目で、R社様の店舗用業務システムのフロントエンドのフレームワークのデザイン構成から実装まで任せてもらいました!挑戦したことで自身の課題も見つかりましたし、得られるものが沢山ありました。
また、私のチームでも、現在入社3年目の社員が「レシート印字」機能の開発を担当しています。「この機能はあなたが作ってみてね」と任せる場合でも、その過程の設計レビューやソースコードレビューなど、チーム全員でサポートする体制が整っているので安心してくださいね。
◆評価制度・給与編
ー社内の評価制度について教えてください。
賞与は年2回の実績評価、昇給は年1回の人事評価がベースとなっています。会社独自の「評価シート」にまずは自己評価を記載して上司に提出。その後上司が評価を記載し、面談を通じて評価が決定されます。
このプロセスを通して半年間の自分の成長を実感できるので、私の場合はそこでひとまず自分自身を褒めるようにしています(笑)。
また、上司との面談により「自分の働き方が上司の目にどのように映っているのか」を改めて知る機会にもなります。自分の強みや課題を客観的に捉え、次の成長に繋がるヒントを得られるので、とても有意義だと感じています。
ー率直に、給与の上がり幅はどのくらいですか。
具体的な金額まではお伝えできませんが、一般的な中小企業と比較して、上がり幅はしっかりしていると感じています。特に、職階のランクが上がった時には給与が大幅にアップして嬉しかったですね。
◆社風編
ー社員の人間関係や、社内の雰囲気はどのような感じでしょうか。
全体的に穏やかな印象の人が多いと思います。私が参加しているプロジェクトは20代が中心の比較的若いチームで和気あいあいと働いていますし、分からないことも気軽に聞ける、風通しの良い雰囲気です。ベテランの方々は、そんな私たちの賑やかな様子を、温かい目で見守ってくださっていますね。
ー普段どのような服装で働いていますか。
内勤の日は、トップスにデニムパンツ、スニーカーなどカジュアルな服装で働いていますが、お客様を訪問する際は、ブラウスやジャケットなどのオフィスカジュアルを心がけています。
また社内勤務であれば、もちろん一定の節度は必要ですが、髪色やネイルも比較的自由です。私はネイルが趣味なので、いつも季節に合わせたネイルを楽しみながら働いています。
▼社員のネイルの一例
◆プログラミング未経験者編
ー同期にプログラミング経験者がいる中で、どのようにモチベーションを維持していましたか。
私の場合、経験者の同期を「身近な先生」として頼っていました。未経験者と経験者で、入社時点でスキルの差があるのは当然のこと。それを悲観的に捉えるのではなく、「分からないことを気兼ねなく質問できる相手が身近にいる」とポジティブに捉えていましたね。
ー未経験で入社された中で、今のように活躍できているのはなぜでしょう。
シンプルに、勉強することや、分からないことが分かるようになる過程が好きなので、それが結果としてエンジニアとしてのスキル向上に繋がっているのかなと思います。自分で言うのもなんですが(笑)、やるべきことを1つ1つきちんとやらないと気が済まない真面目な性格なので、そういった地道な努力の積み重ねが、成長につながりました。
ー入社までにやっておくと良いことは何かありますか。
私の場合、今振り返ると、もっと旅行に行っておけば良かったな、と思います。もちろん、社会人になってからも有休を取得して長期旅行に行くことはできますが、友人と予定を合わせるのが難しくなるので、ぜひ皆さんには後悔のないよう、学生生活を存分に楽しんでほしいです!
またIT系の勉強に関しては、入社後の研修でも習得していただけますが、意欲があって勉強しておく分には大歓迎です!その際は、ITパスポートや基本情報技術者などを学んでおくと、新入社員研修の内容がキャッチアップしやすいと思うのでおすすめです。最近ではYouTubeにも解説動画が沢山あるので、そういったところから気軽に始めてみるのも良いですね。
最後に
いかがでしたか?今回は、選考に参加されている皆さんや、内定者の皆さんが疑問に思っていることについて、T.Sさんに本音で答えてもらいました。
この記事を通して、入社後のキャリアや社内の雰囲気、社員の様子など、当社で働くイメージを少しでも掴んでいただけたら嬉しいです。
T.Sさん、貴重なお話をありがとうございました!
どこにもない、ふつうを
一緒につくりませんか。