目次
はじめに
こんにちは、採用広報担当の叶田です!今回は、前回に引き続き「技術研修」についてご紹介します。
前回の記事では、研修のテーマやプログラムなど、「実施内容」に焦点を当てて紹介しました。
▼前回の記事はこちら
今回は、技術研修の企画・運営を担当した、入社2年目のK.Hさん(写真左)と入社3年目のH.Aさん(写真右)が研修担当という役割に挑戦された背景や、この経験をとおして得られたことなど、お二人のパーソナルな部分にフォーカスしていきます。是非、最後までご覧ください!
研修担当に挑戦した想い
ーまずは今回、お二人が研修を担当することになったのはどのような経緯があるのでしょう。
K.H:私の場合、昨年の6月から「技術研修を担当してみたい」と上長に伝えていました。昨年、自分自身が新入社員として技術研修を受けてみて、勉強になったことももちろん沢山ありましたが、「もっとこんなことを実施したいな」という思いがあったので、それが叶った形です。
H.A:私は「技術研修の事務局、向いてそうだよね」と部長から打診されて、そこで初めて興味を持ったことがきっかけですね。後日それを直属の上長に伝えたところ、正式に研修担当として選んでいただいたという経緯です。K.Hさんと私は真逆のタイプなので、もしかしたらそういった、研修担当2名のバランスの良さなども踏まえて、選んでいただいたのかもしれません。
サポートがあったからこそ、乗り越えられた壁
ー初めての研修担当という役割、壁にぶつかることもあったと思いますが、どのように乗り越えましたか?
H.A:当社の先輩社員は本当に優しい人が多く、行き詰ったときは相談に乗ってくれたり、親身になってサポートしてくれました。
例えば、最終日の成果発表会には多くの先輩社員が駆けつけてくれたのですが、これも上席執行役員の方が率先して声をかけて、周囲を巻き込んでくれたおかげです。皆さんの協力があったからこそ、この1か月半を乗り越えることができました。
新入社員とともに成長した1か月半
ー研修を担当して学びになったことは、どんなことでしょう。
K.H:思っていた以上に想定外のことが多かったので、その分、臨機応変さが身についたと思います。例えば「研修のどこでつまずくのか」は、受講者次第で変わってきます。もちろん事前にある程度想定して準備していましたが、その場で調整することも沢山あり、まさに実践の中で問題解決能力が磨かれました。
H.A:今回の研修では、沢山の社員が講師やサポーターとして関わってくれたので、新入社員はもちろん、関わってくれた皆さんが安心して研修に臨めるよう、場づくりや声かけなどの雰囲気作りを意識しました。そういった、周囲への配慮の視点が自分の中で身についたことは大きな学びです。
また、研修を担当したことで新入社員のフレッシュな想いを一番近くで感じられましたし、一方で多くの先輩社員の想いにも触れることができたので、今後の自分の仕事への向き合い方を改めて考えさせられました。とても刺激的な1か月半でしたね。
研修を通して得られた、もう1つの「成果」
ー新入社員からは、今回の研修に対してどのような感想をもらいましたか?
K.H:一番多かったのは、「多くの先輩社員や同期とコミュニケーションをとる機会が多く、親睦が深められた」「先輩社員が優しく答えてくれたので、分からないことも質問しやすかった」といった感想ですね。
一方で、「理解が追い付かない状態で講義が進んでしまう場面があった」といった声も一部挙がっていたので、その点については次年度に向けて改善できればなと思います。
H.A:それから、研修最終日に新入社員と先輩社員の合同懇親会を開催したのですが、なんと新入社員の皆さんが私たちに、サプライズでプレゼントを用意してくれたんです!本当に嬉しかったですし、それだけ研修に対して強い思いを持ち、真剣に向き合ってくれていたことが伝わってきて、思わずジーンとしました。
▲新入社員からプレゼントを受け取るH.AさんとK.Hさん。
懇親会では、研修中の真剣な表情とは打って変わって、リラックスした雰囲気で研修の思い出や、これから始まる実務への意気込みなどを語り合いました。研修を通して同期や先輩との絆が深まったことも、研修を通して得られた大きな成果です。
▲懇親会後の和やかな一幕。
新入社員へのエール
ー研修を経て、新入社員はいよいよ6月から実務がスタートしましたね。最後に、新入社員の皆さんへ伝えたいことはありますか?
H.A:ここからが本当のスタートです!壁にぶつかることも沢山あると思いますが、せっかく研修を通して多くの先輩社員と関わることができたので、悩んだときには誰かに伝えて、アドバイスをもらって、壁を乗り越えてほしいです。研修で見つけた強みを活かして、これからも一緒に成長していけたらと思います。
K.H:私自身が立候補して技術研修を担当できたのは、とても貴重な経験でしたし、手を挙げることで実際にチャンスをもらえる可能性があるのは確かだと感じています。
もちろん、誰もが常に挑戦し続けているわけではありませんし、会社も全体のバランスや役割分担を考慮して動いています。だからこそ、「こんなことがしたい」という明確な目標があるときには、その想いや理由をしっかり伝えることが大切なんだと思います。
新入社員の皆さんにも、遠慮せず気になることは発信して、タイミングを見て一歩踏み出していってほしいです。そうした小さな積み重ねが、成長にもつながりますし、自分の仕事を面白くしていく鍵になると思います。
最後に
いかがでしたか?
新入社員の皆さんが先輩社員のサポートを受けながら成長しているのと同じように、H.AさんとK.Hさん自身も、周囲に温かく見守られながら、「研修担当」という大きな役割に挑戦し、成長されてきた様子が伝わっていれば嬉しいです。
ぜひ、私たちと共に、新しい挑戦を始めてみませんか?皆さんとお会いできることを楽しみにしています!
どこにもない、ふつうを
一緒につくりませんか。