はじめに

こんにちは、open resource採用担当の叶田です。

流通小売や金融業界で、長年にわたりシステム開発に携わってきたopen resource。そこで培ったノウハウを武器に、現在新たなビジネス「Redx」にも取り組んでいます。

私たちのビジネスが現在大きな転換期を迎えている、というのは過去の記事（以下リンク参照）でも言及しましたが、新しいビジネスを創造し変革を起こすためには、社員のリレーションを深めチームワークを醸成し、全員がミッションに向けて一丸となり強い組織を作り上げることが重要です。

その一環で、1on1面談（上司・部下の1対1で行われる面談）や、評価制度の整理・見直しなど様々な取り組みを行っているのですが、今回の記事では、昨年よりスタートした新たな試み「締め会」についてご紹介します。

締め会とは

毎月末に行う事業部ごとの報告会を、open resourceでは「締め会」と呼んでいます。

open resourceの締め会は、数値共有だけでなく、事業部ごとにオリジナリティのあるコンテンツを盛り込んでいるのも特徴です。

今回は、フィナンシャルビジネス統轄・Redxビジネス統轄の2事業部に取材をしましたので、その様子をお届けします！

フィナンシャルビジネス統轄

フィナンシャルビジネス統轄の締め会では、毎月ビジネスに関する「勉強会」を実施し、お互いの知識や情報共有の場として活用されていました。

今回お邪魔した勉強会では社員のO.Y.さんが講師を務め 、フィナンシャル事業の主軸の１つである「リース業務」について、「リースとは一体どういうビジネスなのか」「どのような仕組みで成り立っているのか」といった観点からお話いただきました。

同じ事業部で働く仲間同士であっても、異なるチームに所属していると、お互いの業務の詳細まではなかなか見えてこないもの。こうした勉強会が開催されることで、お互いの取り組んでいるビジネスについての理解が深まります。

社員一人ひとりが持っている知恵や知識は、会社にとって、いわば大事なリソース。それを自分だけの中に留めずに周囲へオープンしていく、まさに「open resource」らしい取り組みですね。

Redxビジネス統轄

Redxビジネス統轄では、月ごとにトークテーマを１つ設けて、それに対してグループで議論する「ディスカッション」が開催されていました。

今回は、締め会の冒頭で情報セキュリティに関する研修が実施されたという背景から、「セキュリティ」をテーマに実施。

「これまで現場で実際に起こったセキュリティ事故は？」「自分の担当業務の中で今後起こりうるセキュリティ事故はどんなもの？」「それを防ぐための対策は？」といった議論が活発に交わされました。

普段忙しく仕事をしていると、どうしても実務に直結するインプットばかりになりがちですが、こうして実務とは違った切り口で議論することで、幅広い知識や学びを得られる良い機会となりそうですね。

社員の声

open resourceの新たな取り組み「締め会」について、社員の皆さんはどのように捉えているのでしょう。実際にインタビューしてみました！

フィナンシャルビジネス統轄の社員より

自分は決済システムの開発を担当しているので、同じ事業部でもリース事業のことはなかなか知る機会がありませんでした。勉強会を通して、自分の専門外の知識を得られることでビジネスへの理解が深まっています。


open resourceには品川・汐留など拠点が複数あるので、異なる拠点で働くメンバーとはこれまでなかなか顔を合わせる機会がありませんでした。締め会がスタートしたことで、事業部のほぼ全員が月に一度、一堂に会するようになり、交流の機会が生まれるようになりました。

Redxビジネス統轄の社員より

ディスカッションを行うグループは月ごとに変わるため、これまで関わりを持つことがなかったメンバーとも話す機会が
出来ました。リモートワークにより顔を合わせることが減ってしまった仲間に会えるのも嬉しいです。

昨年入社した私にとって、締め会で他チームの社員と話す機会があるのは非常にありがたいです。コミュニケーションの場としてはもちろんのこと、会社のビジネスの全体観を理解する場としても役立っています。

最後に

社員の感想を聞いてみると、コミュニケーションの活性化や、ビジネス理解を深める学びの場として活用されていることが伺えますね。また締め会が目線合わせの役割を果たしていることで、チーム全体が一つの目標に向かって一丸となり、ミッションの実現にまた一歩近づくのではないでしょうか。

いずれは、「締め会の場で生まれた交流により、チームの垣根を超えたビジネスのコラボレーションに繋がっていく」「締め会で得た学びから、新たなビジネスを着想する」といったこともあるかもしれませんね。

open resourceの締め会は、まだ始まって約１年の取り組み。社員の声に耳を傾けながら、今後さらに有意義な機会として活用していければと思います。

今回取材させていただいた、フィナンシャルビジネス統轄・Redxビジネス統轄の皆さん、改めてありがとうございました