グッドルーム株式会社

2025年12月26日

【施工管理インタビュー(前編)】仕組みで変える、施工管理の新しいカタチ。若手社員に聞くグッドルーム流の働き方

はじめに

グッドルームが手掛けるリノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」は、どのようにして生まれているのでしょうか? その鍵を握る「施工管理」のお仕事について、前編・後編に分けてお届けします!

前編では、「現場監督」という言葉からイメージされる働き方とはちょっと違う、グッドルームならではのスタイルや、仕事の面白さについて、現場で活躍する先輩社員のお二人に聞きました!

今回お話を伺った人

A.Sさん(写真左)
立命館大学 産業社会学部卒業。2024年に新卒でグッドルームへ入社。未経験ながら、一棟リノベーション案件の施工管理を担当。周囲を巻き込むリーダーシップで、職人さんからも頼られる存在。

U.Mさん(写真右)
2019年、短期大学在籍中に品質管理のアルバイトとして入社し、契約社員、正社員へとステップアップを遂げたキャリアの持ち主。2024年4月に施工管理職へジョブチェンジし、現在は施工管理部のリーダーとして活躍中。現場業務の傍ら、育成制度の企画や後輩育成など、チーム全体の成長も支えている。

「建築への興味」と「人の魅力」。それぞれの入社ストーリー

U.Mさん:大学進学をきっかけに上京した際に、都会的な建造物や歴史ある建築に触れる機会が増え、漠然と建築や不動産に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。その中で、未経験でも始められる仕事を探して出会ったのがグッドルームでした。

採用サイトで社員インタビューを読み、若手がイキイキと働く姿に惹かれ、まずは工事の仕上がりをチェックする「品質管理」としてアルバイトで入社しました。その後、契約社員、正社員とステップアップし、今に至ります。

A.Sさん:私は新卒で入社したのですが、業種は絞らずに「誰と働くか」を重視して就職活動をしていました。グッドルームの選考では、面接官の方が自己開示をしながら私のエピソードを引き出してくれて、そのオープンで話しやすい雰囲気が入社の決め手になりました。もともと物件の間取りを見ることが好きだったという点もありますが、選考で出会った社員の人柄の良さが、一番の理由です。

リノベーション事業を支える、TOMOS工事の「司令塔」

ー お二人が担当している「施工管理」とは、どのようなお仕事なのか教えてください。

U.Mさん: 一言でいうと、「”TOMOS”を作るための司令塔」です。リノベーション工事の全工程をマネジメントする、とても重要なポジションですね。

全体の流れとしては、まず営業担当が案件を受注し、工程管理担当が工程組みを行い、現地調査を経て設計チームに図面を依頼します。図面が完成したら費用を確定させ、いよいよ工事がスタート。解体、配管・電気配線の整備、大工工事、内装仕上げ、器具付け、クリーニングと進む全体工程において、私たちは指示出しと進捗管理を担います。「スケジュール通りに進んでいるか」「品質は問題ないか」など細かくチェックし、最終的にオーナー様にお引き渡しするまでが、私たちの仕事です。

A.Sさん: 私たち自身が工具を使って作業するのではなく、電気屋さん、大工さんなど、たくさんのプロの職人さんの作業をコントロールし、品質やスケジュールを管理するのが主な役割ですね。

▼A.Sさんのお仕事の様子

「一部屋」から「建物一棟」まで。担当する案件の規模と役割の違い

ー お二人が所属する「施工マネジメントグループ」と「プロジェクトマネジメントグループ」は、どのような違いがあるのでしょう?

U.Mさん: 一番の違いは、案件の規模ですね。私が所属する施工マネジメントグループは「アパートの一室のリノベーション」など、一部屋単位でTOMOSを手掛けています。

A.Sさん: 一方でプロジェクトマネジメントグループは、建物を一棟丸ごとリノベーションするような、規模の大きなプロジェクトを扱います。お部屋だけでなく、外構やエントランスなどの共用部を含めて建物全体を手掛ける案件です。

U.Mさん:グループが違うことによる壁は全くないので、協力しあうことも多いです。例えば施工マネジメントグループのメンバーが大型案件に携わることもあれば、その逆もあります。案件の規模を問わず幅広い経験を積むことで、多角的な知識が身につくのがこの環境の良さですね。

▼一棟リノベーション案件の事例。このように外構や共用部を含めたリノベーションを手掛けている。

未経験からチャレンジ!どうして施工管理職に?

ー 未経験から施工管理に挑戦されたお二人ですが、どのような経緯でこのお仕事に就いたのでしょうか。

U.Mさん:品質管理担当として5年間働く中で、工事の仕上がりという「表層部だけ」でなく、配線や大工工事など、もっと深い専門知識を学びたいと考えるようになりました。そのタイミングでちょうどお声掛けいただき、2024年4月から施工管理職にジョブチェンジしました。実際に学ぶことばかりの毎日で、知識を高めたいという思いが満たされています。

A.Sさん:私の場合、初期配属が施工管理職でした。学生時代から生徒会役員など周囲を巻き込んだ経験があったので、そのリーダーシップが活かせると見込まれての配属だと思います。

そのため、経緯としては正直なところ「配属されたから」なのですが(笑)、今ではこの仕事に愛着と誇りを感じています。大変なことももちろんありますが、それ以上にやりがいを感じる瞬間がたくさんあるからです。

ー そのやりがいとは何でしょうか?

A.Sさん:職人さんから「A.Sさんだからやったるわ!」と言ってもらえたり、社内からも「A.Sさんとの案件なら安心できる」と頼りにしてもらえることです。施工管理は社内外問わず多くの方と関わるポジションだからこそ、信頼関係を構築しながら仕事を進めていくことに、大きなやりがいを感じます。

また、古くなったお部屋が生まれ変わっていく現場に立ち会えることも、この仕事ならではの醍醐味です。既存の状態を知っているからこそ、その変貌ぶりには毎回感動しますし、「良いお部屋ができたな」と誇りに思える仕事ができています。

常識を覆す!グッドルームならではの柔軟な働き方

ー グッドルームの施工管理ならではの魅力はありますか?

A.Sさん:性別に関わらず活躍できる点です。普段意識することはないのですが、外部の職人さんと話すと、「女性の施工管理なの!?」と驚かれることが多く、世間ではまだ「施工管理=男性」というイメージが定着しているんだと気付かされます。

グッドルームは全社的に、性別や年齢にとらわれずにフラットに個人を評価する風土があるので、施工管理として適性があればどなたでも活躍できます。

U.Mさん:また一般的な施工管理は、現場に常駐するケースが多いのですが、それがないのもグッドルームならではの魅力です。

ー 常駐しないのですね。それが出来るのはなぜでしょうか。

U.Mさん:私たちの主力事業であるTOMOSには、「独自の標準仕様が確立されている」という強みがあるからです。そのため、現場に入ってくださる職人さんも、TOMOSの仕様について熟知してくださっている方が多いんです。

▼TOMOSの標準仕様のお部屋の一例

A.Sさん: さらに、U.Mさんが作ってくれた、TOMOSの仕様をまとめたWEBマニュアルがあることも大きな理由です。職人さんはスマホでWEBマニュアルをすぐに確認できるので、基本的なことは私たちに1つ1つ質問せずとも解決できるよう仕組み化されているんです。

U.Mさん: その結果、私たちが現場に行くのは、着工、配線・配管の確認、資材の納品確認、仕上がりの確認、完成検査など、ピンポイントでの訪問で済むんです。具体的には、1部屋あたり5回程度に抑えられています。これは、他社にはない柔軟で効率的な働き方につながっています。

▼U.Mさんが作った、TOMOS仕様WEBマニュアルのトップページ

最後に

今回の記事はここまで! 他社とは一線を画す、グッドルームならではの施工管理の仕事の魅力が、少しでも伝わっていれば嬉しいです。

後編では施工管理の「組織」に焦点をあて、チーム内の人間関係やコミュニケーション、未経験でも活躍できる教育体制についてお届けします。ぜひお楽しみに!

また、gooddaysグループでは一緒に働く仲間を募集中!この記事を読んで興味をお持ちいただいた方は、是非以下よりご応募ください!

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