目次
はじめに
グッドルームのメンバーに会社の好きなところ尋ねると、圧倒的に多く挙がるのが「社員が良い人ばかり!」という声。そして、良い人ばかりなのは何故だと思う?と深堀して聞いてみると、「社員全員が同じミッションに向かっているからこそ、協力体制があるのだと思う」という見解が。確かに、中途入社したメンバーからも「ミッションが浸透していて驚いた」と言われることが多いです。
そんな、ミッションドリブンなグッドルームのカルチャーがいかにして構築されてきたのか、気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、その1つである「締め会」についてご紹介します!
締め会とは、毎月末に行う報告会のこと。普段はお客様先や工事現場、goodofficeの各拠点などそれぞれの場所で「新しい働き方」を体現している社員たちも、この日は一同に会し、顔を合わせてその月の振り返りを行います(※遠方のメンバーはオンライン参加)。
▲goodoffice東陽町も入居する「東陽町ぐりんたす」内のホールを貸し切って開催しています。
今回は、10月度の締め会の模様をレポートしながら、締め会の持つ意義・役割について詳しく紹介しますので、是非最後までご覧ください!
▲オープンリソースの締め会についてはこちら。
締め会の様子
1.小倉から
冒頭では、代表の小倉がプレゼンを行うのが恒例!トピックは毎月異なるのですが、今月は小倉が9月に台湾・韓国・香港を訪問したということで、現地の住環境の詳しいレポートがありました。
▲自身の体験をもとに、現地のホテル等の住環境を詳しく紹介する小倉。「台湾は日本同様に古い建物が多いので、リノベーションのビジネスチャンスがありそう」といった、非常に興味深い内容でした。
そしてプレゼンの締めくくりには、小倉が海外訪問を経て再認識したグッドルームの強みや、事業の展望についても語れられました。
日頃忙しく働いていると、どうしても目の前の仕事をこなすことで精一杯になりがち。ですがこのようにトップの想いに触れる機会があることで、自分の仕事が、会社が目指す方向性とどのようにリンクしているのか、改めて考える良い機会になるのではないでしょうか。
2.事業部報告
続いては、各事業部からの状況報告。月次の数値結果や、その結果に至った要因、事業部の最新情報などを伝えています。
20~30代の若手リーダーやマネージャーが多く活躍しているグッドルーム。驚いたのは、その視野の広さです。
例えば、今回goodroomソリューション事業部の月次報告を担当したK.Mは、「アセット開発部」という営業部門のリーダーであり、あくまでも自身の担当分野は「営業」の領域。
▲goodroomソリューション事業部を代表して月次報告を行うK.M。
にも拘わらず、リーシング部門やオフィス・カフェ・サウナ等の運営部門など自身の専門分野外についても「広告配信施策や反響対応の効率化、お客様の検討確度にあわせたキャンペーンの実施が功を奏し、予算達成に繋がっています」のように、状況をつぶさに把握して話していたことが印象的でした。
こうした広い視野を持っているのは、年次問わず社員一人ひとりが日頃から責任感と高い視座を持ち仕事に取り組んでいるから。そして、これこそがグッドルームの事業成長を支える重要なエレメントなのだと、改めて感じさせられました。
3.バリュートーク
グッドルームではミッション・ビジョンの実現に向けて4つのバリューを定めており、4半期に一度、バリューに沿って行動できている人を表彰しています。そして表彰された社員が、自らの体験を紹介するのが、「バリュートーク」。数値報告だけでなく、こうしたコンテンツもあるのがグッドルームらしいですね。
▲グッドルームのミッション、ビジョン、バリュー
10月度はリノベーション事業部 施工部のU.Mが担当。「“自分の為に” と思っていることが、周りの人に与える影響」というトークテーマで、先述の4つのバリューのうち「オーナーシップ」と「”未来のゴール”志向」について語ってくれました。
これまで、自分自身のために業務フローのマニュアルを作成したり、電気工事の資格取得に励んできたというU.M。しかしいつしかそれらが、自分以外の誰かの役に立っていることに気が付きます。
その結果、現在では何か仕事に取り組む際に、「この経験は、誰かのためになるのではないか?」という視点をも持ち、積極的に周囲に発信することを心がけていると言います。
目先の仕事をただこなすだけではなく、日頃から目的意識や主体性を持って仕事に励んでいるU.Mの仕事への熱い想いが伝わるスピーチでした。
こうしたバリューに沿った行動の一つひとつの積み重ねがミッションの実現に繋がっていくのですね。
4.部門報告
締め会の最後を飾るのは、部門報告。自分が所属する部門の役割・仕事内容・最近の取り組み等についてスピーチします。
今回は施工部の新入社員3名が担当。施工部の仕事内容について「工事前・工事中・工事後」の3フェーズに分けて分かりやすく説明してくれました。
さらに、これまで手掛けた中で、特に印象に残っている案件も紹介。before/afterの図面をもとに説明することで、改めてリノベーションが持つ可能性を感じました。
▲実際の図面を見せながら、その変貌ぶりを紹介するH.M。
物件をつくり、自社のプラットフォームや仲介を通してユーザーに届け、さらには運営まで行うという、幅広い事業を行っているグッドルーム。こうしたお互いの仕事を理解する機会があるからこそ協力体制が生まれ、より良いサービスへと発展していくのだと、改めて感じさせられました。
内定者も参加しました
最後に、特別ゲストのご紹介!10月度よりグッドルームの新たな試みとして、なんと内定者の方にも締め会にご参加いただけるようになりました。
10月度は、5名の内定者が参加(※うち2名はオンライン参加)。多くの社員が集まる場ということで少々緊張気味ですが、HRBP(※)を務めるメンバーがフォローに入り、緊張感を和ませます。
(※)HRBP…「Human Resource Business Partner」の略で、人事や人材開発における事業部門のパートナーのこと。
また、合間を縫って社員が声をかけたり、閉会後に小倉や取締役副社長の田所が内定者に声をかける場面も。こうしたフランクなコミュニケーションからも、グッドルームの風通しの良い企業文化が感じられますね。
内定者の皆さんに、締め会に参加した感想も伺いましたので、ご紹介します!
・経営メンバーだけでなく社員の方が前に出て話すことで、社員の雰囲気や、皆さんがどのような想いで日頃働いているのか伝わりました。
・事業の全体観を知ることができて、とても勉強になりました。これから働くのがますます楽しみになりました!
・リノベーションの「before→after」をスライドで見て、変貌ぶりに驚きました!改めて、社会的にも意義のある事業を行っていることが感じられました。
今回は話を聞く側として参加した内定者も、来年からはスピーチする側になっているのかと思うと、感慨深いですね。参加してくださった内定者の皆さん、ありがとうございました!
最後に
今回は締め会について紹介しましたが、いかがでしたか?社員数が120名を超えた今でも、創業当初と変わらずに全員が同じ方向を向いていけるのは、トップの想いに触れ、事業の方向性を再認識し、また社員同士でバリューに沿った行動を称える「締め会」のカルチャーが根付いているからこそ、なのではないでしょうか。
グッドルームではその他にも、ミッションの浸透や組織作りのための様々な取り組みを行っていますので、また次の機会にご紹介したいと思います。是非お楽しみに!
どこにもない、ふつうを
一緒につくりませんか。