目次
はじめに
2025年4月、gooddaysグループに新たに40名の仲間が加わりました。
これから社会人としてのスタートを切る新入社員たちは、約2週間にわたるグループ合同研修を通じて「会社と自分を知る」というテーマに真正面から向き合い、仲間とともに多くの学びを得ました。
今回は、そんな彼らの成長の記録をお届けします!
研修のテーマへ込められた想い
先述のとおり、研修のテーマは「会社と自分を知る」。
gooddaysグループの一員として働く上で、まずは会社のことを深く理解してもらうのはもちろんですが、それと同じくらい自分自身をよく知り、確固たる軸を持つことも大切にしています。
仕事の中で迷いが生じたときに立ち返る “羅針盤”のような存在として、この軸がきっと役に立つはず。そんな想いから、このテーマを毎年採用しています。
▼昨年の合同研修の様子はこちら
メインイベント「グループ課題発表」
2週間にわたり、ビジネススキルや会計知識の習得など、さまざまな内容に取り組んだ新入社員たち。その集大成ともいえるメインイベントが、「グループ課題発表」です。
今年のテーマは、私たちのミッション「どこにもない、ふつう」をアート作品で表現し、その意図や背景をプレゼンするというもの。
実はこのテーマ、昨年から少し変わりました。
昨年の課題は「就職活動中の学生に向けて、gooddaysグループの事業を説明する」というもので、会社の理解を深めるには非常に有意義でした。ただし、「会社と自分を知る」という大きなテーマの中では、「会社」の比重がやや大きくなりすぎていたのも事実です。
そこで今年は、より「自分らしさ」や「自己理解」にフォーカスできるよう、「アート」という手法を取り入れ、クリエイティビティを発揮できるテーマにチャレンジしました。
\完成した作品はこちら!/
どの作品もグループごとの個性が光り、また「どこにもない、ふつう」というミッションの意味を捉えた素晴らしい発表ばかりでした。
とはいえ仕事の世界では、成果には評価がつきもの。今回のグループ発表でも、先輩社員による評価を行い、見事1位に輝いたグループには、取締役・田所より発表と表彰が行われました。
▲1位のグループを発表する田所。
今回、1位に選ばれたのは…こちら!
このグループでは、「どこにもない、ふつう」というミッションを、「どこにもない」と「ふつう」という2つの要素に分解。
・どこにもない:目には見えないが確かに存在する、未来に向かう力
・ふつう:誰もが自然と受け入れる、あたたかく穏やかな存在
このように定義し、この2つの要素を表現する象徴として「木」をモチーフに選択。さらに「自らの手で“どこにもない、ふつう”を創り出していく」という想いを込めて、両手を開いた形を模しているのもユニークな点です。
共感を呼ぶ語り口、明快でロジカルなプレゼンテーションも評価され、Dグループが見事1位に輝きました。Dグループの皆さん、おめでとうございます!
懇親会も実施!
研修最終日は懇親会も実施しました。
課題発表を終えた直後ということもあり、喜び、達成感、解放感、そして少しの悔しさ――さまざまな感情が交錯する中での乾杯は、2週間の集大成を感じさせる温かなひとときとなりました。
研修の成果
今回の研修を通じて得られた成果は、大きく2つあると考えています。
1.社会人としての成長
課題発表の準備が始まった当初は、まだ学生気分が抜けきらず、グループ内のメンバーだけで課題を完結させようとする姿が見られました。
しかし、研修が進むにつれ、行動に大きな変化が。積極的に先輩社員に相談しに行ったり、フィードバックを求めたりと、「相手とともに創り上げる」という意識が芽生えていきました。
学生時代の課題やレポートは「自分の考えを表現する」ことが主でしたが、仕事は「相手が何を求めているかを理解し、応える」ことが基本です。今回の課題を通じて、まさにその意識が育ち始めていることに、大きな手応えを感じました。
これは、ただ評価を求めているのではなく、「相手目線の意見を知り、次に活かしたい」という純粋な成長欲の表れ。非常に頼もしく感じました
また、グループ発表後には「私たちの発表、どうでしたか?」と、先輩社員のもとに感想を聞きに来る新入社員の姿が数多く見られました。
2. 同期の絆の醸成
新入社員が、グループの垣根を越えて協力し合うことで、早くも強い一体感が生まれました。最終日の懇親会も大盛り上がりで、その後新入社員の皆さんは2次会に行ったと話を聞いています(笑)。
オープンリソースとグッドルームがgooddaysグループとしてともに歩み始めて、来年で10周年。これまで別々に歩んできた2社がグループとなり、大きなシナジーを生み出し「どこにもない、ふつう」を目指す仲間としてグループを垣根を越えて横のつながりを築けたことは、会社にとっても大きな財産になるはずです。
最後に
グループ合同の新入社員研修レポート、いかがでしたでしょうか?
この研修は、何年もかけてブラッシュアップしてきたもの。グループ人事・採用部のメンバーも、そして講師陣も本気で向き合ってきたからこそ、成長を実感できる内容になってきたのではないかと思います
とはいえ、研修はあくまで「スタートライン」。これからの社会人生活の中で、今回得た学びをヒントに、日々の仕事を通じて経験を積み、自らの力にしていってもらえたら嬉しいです。
新入社員の皆さんは現在、オープンリソースとグッドルームの個社に分かれ、引き続き研修に奮闘中。「どこにもない、ふつう」の実現に向けて、これからも一緒にがんばっていきましょう!
どこにもない、ふつうを
一緒につくりませんか。