目次
はじめに
10月2日、2024年度の内定式を執り行いました。
例年同様、gooddaysホールディングスグループとして、グッドルームとオープンリソースの2社合同で実施。グッドルームが運営しているシェアオフィス「goodoffice新橋」のラウンジスペースを貸し切って、盛大に開催しました。
内定者数は、総勢46名!なんと過去最多の内定者をお迎えしての内定式となりました。
3時間にわたり、コンテンツも盛り沢山で実施した内定式、それではレポートをご覧ください!
社長挨拶
冒頭では、gooddaysホールディングス代表取締役社長兼オープンリソース代表取締役社長の小倉博から、内定者へ歓迎のご挨拶をいたしました。
1.仕事の中に自分なりの目的を見出してほしい
入社1年目は、与えられた枠組みの中で仕事をすることが多いものです。もしかしたらその中で、「なぜ自分がこの仕事を?」と思うこともあるかもしれません。
皆さんは、寓話「石を運ぶ人」をご存知でしょうか。
石を運んでいる人がいます。
旅人がその人に「あなたは今何をしているのですか?」と尋ねました。
すると、一人目は「石を運んでいます。」 と答えました。
二人目は「石垣を作っています。そのために石を運んでいます。」
そして、三人目はこう答えました。
「城を作っているんです。今は石垣を作っているので、そのための石を運んでいるんですよ。」
同じ仕事をしていても、それをどのようにとらえるかで、仕事の価値は変わってきます。皆さんにはぜひ、「石を運ぶ人」ではなく「城を作っている人」になってほしいです。
2.多様性を認める人であってほしい
皆さんの中には、「自分で枠を作る人」と、「与えられた枠組みの中で働く人」がいます。
当社は「どこにもないふつう」をミッションとして掲げています。これは、従来の慣習にとらわれず、今はまだふつうでないことを明日のふつうにする、ということ。
こういったビジネスをするためには、当然「枠を作る人」が必要であり、その役割には臨機応変さ、そして失敗を恐れずに新しいことへ挑戦する姿勢が求められます。
しかし「自分で枠を作る人」だけでなく、「与えられた枠組みの中で働く人」も会社にとって必要な人材です。今後自分はどちらを目指すのか、ぜひ今のうちから自らに問いかけていただきたいです。
3.知識やスキルよりも、何かをやり遂げようとする心持ちを大切に
卒業まであと6ヶ月間、自分で何かしら目標を掲げ、それをやり遂げるという経験をしてほしいです。今の皆さんにとって大切なのは、仕事で必要な知識やスキルを身に着けることよりも、「やり遂げる」という経験を積むこと。是非有意義に過ごしていただき、来年の4月1日にまたお会いしましょう。
▲小倉の話に、真剣な表情で耳を傾ける内定者たち。
副社長挨拶
続いて、gooddaysホールディングス代表取締役副社長兼グッドルーム代表取締役社長の小倉弘之からも、内定者へご挨拶をいたしました。
1.エンドユーザーファースト
私たちの会社では、「エンドユーザーファースト」をバリューの1つとして掲げています。
内定者の皆さんは、今はサービスを提供する側ではなく、受ける側。つまりエンドユーザーの立場です。しかし仕事を始めると、人は往々にしてユーザー目線を失い、提供者側の論理で物事を考えてしまいがち。皆さんには入社してからも、ユーザー目線を持ち続けてほしいです。
2.好奇心を大切に
先ほど、入社までの過ごし方について小倉博からもお話がありましたが、私からは「好奇心を持って、色々なことにチャレンジする」ということを皆さんにお願いしたいです。
グッドルームのメンバーを例に挙げると、例えばgoodofficeの新しい拠点が出来た場合に、実際に足を運んでくれる方が多いです。それは仕事としてではなく、「新しいgoodofficeは一体どんなオフィスなんだろう?」と好奇心があるからこそ、能動的に動いてくれているのだと思います。
好奇心がある人は、世の中の変化にも敏感に気が付くことができます。皆さんには是非そのような方になってほしいです。
役員紹介
当日は、5名の役員陣も参加。それぞれからメッセージを送りました!その一部を抜粋してお届けします。
▲オープンリソース株式会社 取締役副社長の杉山。「渋谷のLOFTでは、オープンリソースが作ったRedxのレジが使用されています。私たちのサービスを間近で見ていただく良い機会ですので、お時間がある方はぜひお立ち寄りください。」
▲グッドルーム株式会社 執行役員兼リノベーション事業部長の山村。役員の中では最年少の35歳。「私は現場に出ることも多いので、一緒に皆さんと働ける日が今から楽しみです!」
内定証書授与
今回は46名の内定者を代表して、オープンリソース内定者のK.O.さんと、グッドルーム内定者のM.R.さんにご登壇いただきました。
沢山の仲間たちが見守る中で、立派に大役を果たしてくださいました。ありがとうございました!
内定者自己紹介
続いては人事部・宮田との掛け合いも交えつつ、内定者の皆さんに一人ずつ自己紹介をいただきました。
内容は、趣味や卒業研究、アルバイトなど皆さん様々。内定者の個性が46色にきらりと輝く自己紹介でした!
ちなみにgooddaysグループの内定者は、野球好き、ゲーム好き、旅行好き、音楽好きが多かった印象です。
中には、「卒業研究でチーズを作っています」「カラリパヤットというインドの武術をやっています」「自分でプログラミングを組んでゲームを作っています」なんていう方も。
内定者のユーモア溢れる自己紹介に、思わず経営陣から笑みがこぼれる場面もありました。
ミッション、ビジョン、事業について
ここからは休憩を挟んで第2部!まずはgooddaysグループの経営陣から、私たちのミッション・ビジョンや事業について、改めてお話させていただきました。
gooddaysホールディングス株式会社 取締役 兼 オープンリソース株式会社 取締役 兼 グッドルーム株式会社 取締役|横田真清
私たちのミッションは「どこにもないふつう」、ビジョンは「THE NEXT STANDARD」。
2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」によると、日本は諸外国に比べDX化において大幅な遅れをとっていることが明らかになりました。
原因は大きく3点あり、1点目は自社システムの開発をベンダーに依存しており、自社内にノウハウが蓄積されていない状況から、システムが複雑化し改善が困難な状況に陥っていること。2点目は、システムの複雑化により運用・保守コストが増大しており、ユーザー企業におけるIT関連費用の80%が現行ビジネスの維持に割り当てられているがために、DX化にリソースをさくことができないこと。3点目は、IT人材もベンダーに偏重しており、ユーザー企業ではIT人材が不足しているがために、DXを実施するためにもベンダーに頼らざるを得ない状況となっていること。
私たちは流通小売りを主戦場としていますが、この業界でも同様の問題を抱えており、大手ベンダーに依存している状況。こういった状況に対して、私たちは「THE NEXT STANDARD」という志を持ってRedxを作り上げ、ベンダーに頼らずにお客様に直接サービスを届けることができるようになりました。
2021年、大手小売店「LOFT」でのRedx導入を皮切りに、その後も大手流通小売りのお客様からお声掛け頂けるようになり、Redxへの期待の高さを実感しています。
Redx導入によりシステム開発や維持にかかるコストを半減できれば、DX領域への投資を加速させることに繋がります。これらの取り組みを継続し、社会問題を解決するとともに、ミッションとしている「どこにもないふつう」を実現していきます。
gooddaysホールディングス株式会社 取締役 兼 グッドルーム株式会社 代表取締役副社長|田所亮
グッドルームはミッションに「どこにもないふつうを作り続ける」、ビジョンに「生活提案企業としてなくてはならない存在へ」を掲げています。
日本全国には、1200万戸の空き家が存在しています。そしてオフィスに関しても、首都圏のオフィスの稼働率は7割、つまり残り3割程度が空室であると言われています。これから高齢化が進めば、更に空き家・空室問題は深刻になってくるでしょう。
またリモートワークが進んだことで、これまでのような全社員を収容できるほどの大型のオフィスを必要とする会社は減り、その分柔軟に使えるシェアオフィスの需要が高まっています。私たちは、こういった時代の変化に応じて、新しい暮らし方・新しい働き方を生み出す企業でありたいと思っています。
具体的な事業としては、大きく以下の4本の柱で成り立っています。
①リノベーション事業「TOMOS」
②お部屋探しをする人と、貸したい人をマッチングする「goodroom」
③月額でホテルやマンスリーマンションに住む、新しい暮らし方「goodroomサブスくらし」
④新しい働き方を実現するシェアオフィス「goodoffice」
この4つの中で、「リノベだけ」「シェアオフィスだけ」というように一部だけの事業を行う会社は多くあるのですが、自社で「作る→貸す→運営する」と一気通貫で行っているのが、グッドルームの強み。
最近の取組として、遊休物件化している社宅を一棟丸ごとリノベーションし、コワーキングスペースやサウナ付きレジデンスとして付加価値を付けてバリューアップするという事業を行いました。この物件は「TOMOS保土ヶ谷」として運営しているのですが、オープンしたばかりですでに8割程度入居が決まっている状況です。
このように私たちは、生活提案企業として「暮らしのスタンダードの底上げをする」、そして「次のスタンダードをつくる」ということを行っています。そして今後は「より多くの人にTOMOSに住んでもらう」「新しい暮らし方・働き方を広げる」という2点に取り組んでいきたいと考えています。
最後に、gooddaysグループには年功序列の考え方はありません。1年目でも2年目でもチャレンジしたい人がいれば、是非手を挙げてほしいです。私たちは、年齢・性別問わず「チャレンジしたい人がチャレンジできる会社」であり続けたいと考えています。
先輩社員との座談会
経営陣からの話をかみしめた後は、いよいよお待ちかね!先輩社員(と美味しいケーキ)を招いて、座談会を行いました。
今回はグッドルーム、オープンリソースそれぞれから3名ずつ、合計6名の先輩社員が、「ぜひ内定者とお話ししたい!」ということで駆け付けました。
内定者5~6人ごとにグループを作り、先輩社員が1名ずつグループを回っていく形式です。
ちなみに座談会に参加したのは、20代の若手社員ばかり。年の近い先輩から話が聞けるということで、これまでのキャリアや入社1年目の経験したことなど、様々な話に花が咲きました。
また地方出身の内定者も多くいらっしゃったので、上京したらどのエリアに住めばいいか、家賃の相場はどのくらいなのか、など引っ越しに関する現実的な質問も多く寄せられました。
オープンリソースの内定者からは、「プログラミング未経験だけど、本当に大丈夫…?」という声も。(ちなみに、オープンリソース社員の半数は未経験者。入社後は2ヶ月間の研修もございますのでご安心ください!)
▲緊張もほぐれ、表情もずいぶん柔らかくなってきた様子の内定者たち。
たっぷり40分近く実施したので、些細な質問や不安もしっかりお話しできたようです。内定者からも、「先輩方と直接話して不安が軽減したし、同期とも話せて入社する実感が湧いたので、とても有意義でした!」といった感想が寄せられました。
▲すっかり打ち解けた様子の内定者たち。有意義な時間が過ごせたことが、表情からも伺えますね。
最後に
式の締めくくりはもちろん、恒例の記念撮影!
最初は緊張で表情が堅かった内定者の皆さんですが、式を終える頃にはこんなイキイキとした表情に。
そして印象的だったのは式の最後、内定者の一人が自ら前に立ち「みんなでライングループを作りませんか?」と提案してくれたことです。
会社から機会を与えられるだけではなく、自ら枠を作っていく。そんな内定者の勇気ある行動に胸を撃たれつつ、内定式は幕を閉じました。
これから仕事をしていく中で、「同期」という存在は、家族・友人・恋人ともまた違った、他の何にも代えがたい大切な存在となることでしょう。
今回の内定式で、沢山の同期や先輩社員と関われたことで、少しでも入社への不安解消に繋がっていれば嬉しいです。
改めて、46名の皆さん内定おめでとうございます。半年後にまた元気な姿でお会いできることを楽しみにしています!
どこにもない、ふつうを
一緒につくりませんか。